太田研究室では以下のような研究に取り組んでいます。
Web情報検索ならびにWebマイニング
ツイートを利用した観光ルート推薦の研究
観光地でつぶやかれたツイートを検索により収集し、観光スポットの様々な側面(景観、活動、食事、土産)をスコア化。ユーザが、出発地と到着地およびそれらの時刻と必ず行きたいスポットを選択すると、そのスポットを含む個人化された観光ルートが推薦されます。
評判情報検索とその可視化に関する研究
Webから選択的に抽出した評判情報をニューラルネットワークで分析し、その極性、希少性、信頼性などを可視化するシステムを開発しています。
電子図書館
学術論文からの情報抽出に関する研究
学会や大学の所蔵する学術論文のタイトルページや参考文献欄から書誌情報(論文題目、著者名など)を自動で抽出する研究を行っています。論文の書誌情報は検索のみならず論文間の引用リンク生成などにも使われるためとても重要です。
(国立情報学研究所との共同研究)
サイバーフィジカル論文ブラウザの開発
文書画像から抽出した様々な情報を介して、電子図書館と外部の情報源(Web)を結びつける新たなサービスを考案しています。左の図はタブレット端末のカメラで撮影した論文画像をOCRで文字認識して、重要な語などをハイライトしている画面です。論文に出てくる専門用語の説明文などをWebで自動収集しています。
(国立情報学研究所との共同研究)
テキストデータマイニング
「福祉支援施設におけるインシデント発生予測モデルの構築」に関する研究
福祉支援施設の支援記録データの中で「他害」とみられる行為にインシデントの種類を付与し、それを教師データとして岡山大学で培った感情極性推定の技術とニューラルネットワークの技術を駆使して、他害の発生を予測する研究を行っています。
また、本研究は株式会社岡山システムサービスご協力のもと、福祉支援施設の支援記録文書を利用します。
「福祉支援施設におけるインシデント発生予測モデルの構築」に関する研究_情報公開文書
(株式会社岡山システムサービスとの共同研究)